神経締めとは「活け締め」の方法の1つで、魚の鮮度と美味しさを保つために、背骨近くを通っている神経にワイヤー等を通し、神経を壊す締め方のことです。
目を隠すことでおとなしくさせ、手カギなどを用いて頭蓋骨をしっかり壊して動きを止めます。あらかじめ魚を十分やすませておくこと、魚にストレスを与えず処理することが重要です。
のど元(エラ)の血管を切り、海水に入れます。まだ心臓が動いているので、血液は自然に排出されます。血液は変質しやすく細胞の分解を促すため、完全放血させることが重要です。
神経の通り道(背骨の脊髄)に、魚の種類や大きさに応じた太さのワイヤーやピアノ線を通し、神経を壊します。うまく神経抜きするためには、魚種ごとの特徴を知ることが重要です。